まいにちらぼ

〜私の日常〜

台湾旅行の感想①(台北編)

こんにちは、はなです。

記事を上げてから日が経ってしまいましたが、今日から数回に分けて台湾旅行の感想を書いていきます。

友人と行ってきたのですが、お互い台湾は初めてだったので、王道ルートで回りました。また行きも帰りも空港泊などをすることで、時間を最大限に活用した大満足の旅行となりました!

 

◆ざっくりしたスケジュールとしては、こんな感じです。

・2月22日(水)夜、羽田空港

・23日(祝)早朝フライト→台北観光

・24日(有給)十分、九份観光

・25日(土)台北観光→深夜フライト

・26日(日)夜中、羽田空港泊→朝帰宅

有給1日でかなり充実した旅行となりました!

台湾旅行を検討中の方、興味のある方もぜひ読んでいただけたらうれしいです。

1日目22時:空港で夜を明かす

この日は天皇誕生日の前日。定時まで仕事をして、少し家でゆっくりしてから空港に向かいました。

飛行機は翌日朝5時55分発(peach)なので、まだまだ時間はたっぷりです。当初の予定では、24時間営業の吉野家で空港限定メニューを友人と食べるつもりだったのですが、コロナの影響でなんと21時には閉店でした。

ということで、24時間営業のローソンで夜食や翌朝のご飯を調達し、ベンチで食べました(セブンも23時閉店)。

お互い海外が久々だったので、テンションマックスで、心ゆくままに食べました笑

そして2時間くらい寝たのち、3時半ごろから搭乗手続きがスタート。

私は、「液体を機内に持ち込む際には透明ビニールに入れて、、、」という国際線ならではのルールを完全に忘れていたので、少々慌てましたが、それ以外はスムーズでした。

手荷物について | Peach Aviation

そして搭乗口でまた少し寝て、予定通り朝6時ごろに離陸。そしてまた飛行機で爆睡していました(離陸直前までの記憶はあるけど、それ以降が一切ない笑)。

 

思っていた以上に、空港でも飛行機でも寝ることができて、かつ前日から友人と旅行のワクワクを高めあえて、前日空港泊、非常によかったです!

※ちなみに空港内のラウンジも最終便の搭乗時間で営業が終了してしまいます。空港内のホテル泊という手もありますが、たかが数時間なので、個人的にはベンチでも十分かなと感じました。

2日目9時:桃園空港に到着

台北の国際空港である桃園空港には、朝9時ごろに到着しました。

到着早々、湿気と日本とは違う匂いで海外に来たんだと改めて実感。

空港で行ったことは、主に3つ。①入国手続き、②両替、③ルーターレンタルです。

①入国手続き

非常にスムーズでした。ただ手続きではどの職員の方も終始無言+無表情で、ジェスチャーで指示されました。ちょっと寂しかったです笑

ちなみに3月3日時点では、日本から台湾への旅行ではワクチンを3回以上打っていれば、陰性証明やPCR検査も不要です。

ただし台湾政府による規制で、バストイレが共同のゲストハウスやドミトリーへの宿泊ではなく、ホテル泊(同じ飛行機に乗ってきた者同士は同室OK)がおすすめです。

入国検査では宿泊するホテル名は聞かれませんでしたが、宿泊先のホテルでチェックイン時に聞かれる可能性はあると思います。

この台湾の新ルールについては、こちらの解説動画がわかりやすかったです。

台湾旅行の新ルール【一人一室とは?】ホテル選びのポイント/現在のホテルの値段は? #台湾旅行 #台湾 #台灣 #入国規制緩和 - YouTube

②両替

私は空港で2万円を台湾ドルに両替しました。調べると手数料的に一番お得なのはクレカを使うこと、次に台湾の銀行で両替をすること、だそうですが、数百円の差だったので、利便性を考えて空港でまとめて両替しました。 

また万が一足りなくなった時はクレカを使うことにし、両替自体は少なめにしました。

ルーターレンタル

さくらモバイルでネット予約していたルーターを空港で受け取ります。

予約時に受け取り場所を、羽田と桃園空港から選ぶことができましたが、国内では不要なので、台湾受け取り、台湾返却としました。

台湾 | WiFiレンタル【サクラモバイル 海外Wifi】台湾・中国・タイ・インドネシア(バリ島含む)| Sakura Mobile

 

そして台北駅へはMRT(台北メトロ)で1本。1時間ほどです。

台北を観光するならMRTは毎日乗ることになるでしょう。私たちはM RTの交通系ICカード「EASY CARD」を駅の券売機で手に入れて使っていました。

f:id:ziyukima2:20230305075919j:image

f:id:ziyukima2:20230305075944j:image

割引価格で乗れるし、スーパーなどでも使えるので便利でした!Suicaのようですね。

台湾旅行に必須!悠遊カード(EASY CARD)の基本情報ガイド | ライフスタイリングログ

車内からの景色。

f:id:ziyukima2:20230305074830j:image

圧倒的な緑!さすが亜熱帯気候ですね。

そしていかにも古そうな茶色のビル群。よくこのような景色を見ました。

今こうした古い建物の建て替えが急務となっているそうです。

地震の多い台湾、古い建物の建て替え急務:中日新聞Web

11時半:台北駅でお昼

台北駅到着!たくさんの路線が乗り入れているので、駅はかなり大きいです。

コインロッカーに荷物を預けて、駅周辺でサクッとお昼を食べます。

f:id:ziyukima2:20230305074906j:image

結果行き着いたのはセブンイレブン

ただ置いてあるものは結構日本と違ったので、楽しかったです。

(お菓子は日本のものも結構ありました!)

f:id:ziyukima2:20230305080008j:image

本当はローカルっぽいところに行きたかったのですが、たまたま出た出口周辺は、服や布のお店が多く、うまく見つけられませんでした笑

ちなみにこれはまた別の出口ですが、セブン以外にも、日本のチェーン店がたくさんありました。

f:id:ziyukima2:20230305075021j:image

街中では日本のチェーン店や、アニメグッズ、企業広告を見ることがとても多く、少し嬉しい気持ちにもなりました。

13時:故宮博物院

12時半ごろのMRTに乗り、士林駅で下車。そこからバスに乗って、13時前には故宮博物院に到着しました。バスでもEASY CARD使えました。

どのバスに乗ったらいいのかは、公式が丁寧に紹介してくれています。

国立故宮博物院 故宮参観 > 交通案内 > 公共交通サービス

博物院を前にして何より驚いたのはその大きさ!

f:id:ziyukima2:20230305075041j:image

椰子の木が南国感を増していきます笑

ここには中国歴代皇帝のお宝が展示されています。なぜ台湾にあるのかといえば、第二次世界大戦後の中国内での内戦に敗れた当時の政府が、お宝を持って台湾へ逃亡したためです。

 

中は3フロアに分かれており、約10部屋/1フロア、合計30部屋弱ありました。あまりに広いので楽しみ切れるか心配だったのですが、結果訪れてとても良かったです!

それぞれ部屋ごとに展示内容のコンセプトがあるので、パーと気になる部屋だけを覗き、気になるところはじっくり見るという見方がおすすめです。一度に紀元前の器などから清の精巧な磁器まで見ることができるので、とってもおもしろかったです。

平日に行ったからか人もあまり多くなく、疲れずに楽しむことができました!

印象に残った展示品をいくつか。

・水牛の酒器

背中にある穴から酒を入れておき、口に空いた穴から注ぐことができます。紀元前に作られた作品ですが、遊び心が今に通じますね。

f:id:ziyukima2:20230305080316j:image

嗅ぎタバコの入れ物

清時代の王族や貴族に愛用された鼻煙壺です。発酵させたタバコの葉を粉砕して、鼻から吸っていました。この小瓶が本当にカラフルで、精緻な絵が描かれていて、素敵でした。

一番心惹かれた展示室でした!

f:id:ziyukima2:20230305080328j:image

・お肉の塊

碧玉という鉱石で作られたお肉を模したものです。碧玉本来の縞模様を生かしつつ、茶色く染めて作られています。角煮のプラプラなゼラチンを思い起こすほどリアルです。

f:id:ziyukima2:20230305080323j:image

・白菜

上のお肉と並んで博物院内で非常に人気の作品。私が行ったときは他の博物館に巡展していて写真しか見られませんでした。悲しい!

こちらはヒスイを使っていて、ヒスイ自体緑色で白菜に見えたことから、白菜を模した作品を作ったそうです。

f:id:ziyukima2:20230305080312j:image

・綺麗な字

2階には書物の展示もありました。個人的に、こんな読みやすくて、整頓された字を書けたらいいよなあと思って、心に残っています。

見ているだけで惚れ惚れしますね。
f:id:ziyukima2:20230305080344j:image

・家具

1階には清時代の豪華な家具を使って、当時の部屋を再現した展示がありました。

この棚も本当に細かい彫刻が前面に施されていますね。

嗅ぎタバコと合わせて、清の特権階級の方々の裕福さ、芸術レベルの高さに驚きました。
f:id:ziyukima2:20230305080334j:image
f:id:ziyukima2:20230305080341j:image

象牙の仏塔

一本の象牙から作られた九重の塔です。正直ぱっと見の印象はプラスチックでできた軽い塔にも見えるほど。
f:id:ziyukima2:20230305080337j:image

・大階段

各階をつなぐ階段は真っ赤で大きなものでした。博物院は展示品に合わせて、展示の仕方もかなり工夫していて、おしゃれで見ていて飽きませんでした!
f:id:ziyukima2:20230305080320j:image

1時間半ほど楽しんだ後で、博物院に併設された至善園(宋〜明時代の庭を再現)を散歩しました。博物院もそうですが、この庭も辺りを木や山で囲まれているので、外の建物がほとんど見えません。中国王朝の時代にタイムスリップしたかのような、ゆったりした風景を味わうことができました。

f:id:ziyukima2:20230305075127j:image

曇った空も相まって水墨画の世界みたい

 

そして15時半ごろに博物院からバスに乗って、士林駅に戻りました。

小腹が空いたので、駅近にあったお店で焼き小籠包を食べました。 

f:id:ziyukima2:20230305080400j:image

これがとってもとっても美味しかったです!(実は私はエスニック料理がそこまで得意ではないので、台湾料理が口に合うかドキドキしていました。なのでとっても美味しいと感じることができて、軽く感動していました笑)

そして台北駅で預けた荷物を回収して、歩いてホテルへ向かいました。

泊まったのはこちらのホテル。

※Guide Hotel Taipei Dadaocheng

 

台北駅まで徒歩15分ほど、コンビニは徒歩2分、周辺に夜市や屋台、市場もあり、とても便利でした。価格は抑えたので、部屋の広さは最低限でしたが、清潔で、休むだけなら特に支障もなかったです。

18時半ごろ:寧夏夜市へ

ホテルから歩いて10分ほどのところにある夜市へ行きました。観光客もいましたが、ここはどちらかというと地元の人に愛されるローカルな夜市だそうで、味も美味しいと評判です!ただ正直私は臭豆腐の匂いにやられつつ、あれやこれやと迷ってしまい、結局食べたのはこれだけでした(とはいえ一つ一つはかなり大きかったので、お腹いっぱいです)

・焼きそば巻き風

味付けは甘めで食べやすかったです!

f:id:ziyukima2:20230305075236j:image

・おにぎり

餅米の中に、お肉や野菜のおかずが入っていました。

f:id:ziyukima2:20230305080419j:image

・明日の朝ごはん用に調達したシフォンケーキ

f:id:ziyukima2:20230305075311j:image

事前におすすめのお店を調べていくべきだったなと若干の後悔が残りました。。。

牡蠣オムレツやスープなど、美味しそうなものがありそうですね。

寧夏夜市を徹底攻略!おすすめグルメや美味しいお店の見極め方 | ライフスタイリングログ

空港泊の疲れを癒すべく、20時半ごろにはホテルに戻り、この日は早めに寝ました!

まとめ

以上、台湾旅行1日目、2日目の感想でした。この旅行の裏テーマ「海外の食事も美味しく食べられるようになりたい」に向けての挑戦はまだまだ続きます笑

次回のブログでは、翌日に訪れた十分と九份についてです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

※おまけ

夜市からの帰り道、猪?を連れたおじさんを見つけてびっくり!

f:id:ziyukima2:20230305075337j:image