こんにちは、はなです。今日は先日行ってきた静岡の三島と修善寺温泉街の旅行感想です。車なしのバスと徒歩旅でしたが、自然満喫で楽しむことができました!
車なしでの旅行を考えている方のご参考になれば幸いです。
1日目三島編
三島スカイウォーク
お昼過ぎに東京駅を出発、14:15に三島駅到着!東京駅からひかりに乗って、時間短縮しました。三島駅からスカイウォークまではバスに乗って30分ほどです。
道中バスはどんどん山を登っていったのですが、なんとスカイウォーク(吊り橋)があるのは標高415mだそうです。
吊り橋の全長は日本一の400m!
人が2人通り過ぎるのがやっとの細さで、しかも橋の真ん中のあたりは少し揺れます(公式HPを見るとスリルを楽しめるようにわざと揺れる設計にしているそう)。
天気が良ければ橋の上から絶景の富士山が見えるはずです!
(雲が多くこの日は見えませんでした😢)
400mを渡った先には屋台がたくさん!軽食を食べて帰路に備えます笑
この写真は橋を渡った先にある丘の様なところから下を見下ろしたもの。富士山は見えませんが、駿河湾とその湾沿いにある小高い山々が綺麗です。
ちなみに勇気のある方はロングジップも楽しめます!
三嶋大社
16時過ぎに三島駅行きバスに乗り、今度は駅までは行かず途中の三嶋大社前で下車。
三島駅からも徒歩圏内です。
三嶋とは伊豆諸島のことを指し、この神社で祀られている神々は伊豆諸島から遍座したという説があるそうです。
また中世以降は源頼朝が、源氏再興を願って祈願し続け、結果復興に成功したことから、勝負に強い神社として武士からも人気になったとのこと。
奥の本殿と手前の舞殿。どちらも銅板屋根ですが、舞殿の方は最近張り替えたばかり。本殿の屋根葺き替えを含めた、大社の修繕工事のための募金活動が行われていました。修繕工事がされたら、だいぶ神社の印象も変わりそうですね!
樹齢1200年の金木犀!甘いいい香りがしました。
源兵衛川
17時ごろに大社を出発し、歩いて10分ほど。この日最後に向かったのは源兵衛川です。
道中はこんなホラースポットも笑
子供たちが遊んでいるのかと思いきや、、、近づくと人形!数分おきに掛け声をかけながらキコキコやって富士山の雪解け水(飲めます!)を出してくれるのですが、壊れかけの人形のような独特な声も相まって、レトロ感満載で怖かったです笑
話を戻して、源兵衛川。中に飛び石があり、サクッと水辺を散歩するのに最適です。夏には蛍も見えるほど水が綺麗で、世界水遺産(2018年に始まった制度で3件登録のうち、2件が日本)にも登録されているそう!水は富士山から来ています。
帰りはこの川の最寄り三島広小路駅(三島駅の隣)から、電車に乗ることができます。
2日目修善寺編
修善寺温泉街でお昼
10:30ごろに修善寺駅を出発し、30分ほど歩いて温泉街へ。バスもあるのですが、接続が悪かったので徒歩で向かいました。道中徒歩じゃないと気付けない小さな発見にもでくわせたので、歩いてよかったです。
稲作風景
カタツムリ発見!
道路のひび割れアート
そして11:30。人気のお蕎麦屋さんへ到着!普段は行列だそうですが、すんなり入れました(この日は日曜日でしたが、雨でかつお昼早めだったからかもしれません)
禅寺そば。こんなに盛りだくさんで1300円。
修行のあと僧侶たちが作って食べた蕎麦が由来らしい。余ったわさびは持ち帰りもできます!
禅風亭なゝ番 (ぜんぷうていななばん) - 修善寺/そば | 食べログ
日枝神社
お蕎麦屋さんから歩いて5分ほど。修善寺の鬼門にあたる神社。また頼朝の弟範頼が謀反の疑いで幽閉された場所でもあります。義経vs頼朝は有名ですが、頼朝の手によってなくなった弟がもう1人いたのですね。https://www.touken-world.jp/tips/70864/
日枝神社は、夫婦杉が有名です。木の根幹が接合しており、そこから2つの木に分かれています。とっても大きい木です!
修禅寺
続いて修禅寺へ。日枝神社から歩いて10分ほどです。手水舎がまさかのお湯!温泉どころならではですね。
こちらも日枝神社と同様に、弘法大師(空海)が建てた神社です。
またお寺の目の前は温泉街の中心地で、桂川(修善寺川)が流れています。昔、弘法大師は、病気の父の体を川で洗っている男の子の姿に感銘を受けて、仏具で川の岩をたたいて温泉を湧き出させたそうです。父の病気もいえ、そこから温泉療法が広まったとか。
鹿山公園
修禅寺から歩いて10分ほど、自然豊かな場所にきました。公園の中には頼朝の息子で若くして暗殺された源頼家のお墓や、指月殿、義経の像、おしゃぶり婆さんなる名前の石仏があるとのこと。最初の2つは公園の入り口すぐにありますが、残り2つは山の中にあるのでちょっとしたトレッキングも楽しめます!
・頼家のお墓
お伺い石という面白いものが置いてありました。願いを込めながら蓮の花の形をした石を持ち上げて、軽いと感じたら願いは叶うという占いです。重いと感じても大丈夫。すぐ隣の指月殿へ行きましょうと書いてありました笑
・指月殿
こちらは北条政子が、暗殺された息子(頼家)を偲んで建てました。蓮の花を持っているお釈迦様が特徴的です。
・義経の像とおしゃぶり婆さん
15分ほど登ったところにいらっしゃいました。獅子にまたがった義経です。
そしておしゃぶり婆さんはこちら。子宝の神様らしい。この山の中には他にもいくつか石碑があったりするのですが、それは昔はこの辺りにも旅館などが建っていたからだそうです。
今は建物は何もなくひっそりした場所ですが、道中の竹林や木々はとっても綺麗で感動しました。この日は雨上がりで滑りやすかったのですが、特に難しい道ではないです。
竹林の小径
公園の麓から歩いて5分ほどのところにあります。道自体は短いのですが、細い道にとっても背の高い竹がすらっと立ち並んでいて、とても綺麗です。この辺りはカフェも多いので一息するのもいいと思います。
梅林、もみじ林
いよいよ最後の目的地。小径から10分ほどのところに、梅林散策ルート入り口があります。梅林は全く時期ではなかったのでサーっと通過し、そのままもみじ林に向かいます。そしてこんな素敵な見晴らし台がありました。こんなに青空なのに、ちょうど雲が邪魔して富士山見えず😢
ここも天気が良ければ富士山が見えるそうです!地元のとっても元気なおばあちゃんが教えてくれましたが、晴れていても意外と見えないことが多いらしいです。(87歳のこのおばあちゃんは毎日ここまで散歩しているらしい!とっても快活な素敵なおばあちゃんでした)。
帰りはもみじ林から一番近いバス停「ニュータウン」から修善寺駅行きのバスに乗ります。1時間に1本で弱で、17時台には終わってしまうので要注意!ちなみにニュータウンの次が終点「虹の郷」。ここはよくテレビでもファミリー向け観光地として紹介されているところです。バスまで時間が少しあったので、少し虹の郷の方に向かって山を登ったのですが、道中この度で一番綺麗な景色を見ることができました。
人々の暮らしが営まれているんだなと思うととても綺麗に見えました。夕陽やススキから秋を感じます。
まとめ
以上、旅の感想でした。車なしでも存分に楽しめた!というのが1番の感想です。修善寺温泉街は歴史にも自然にも思いっきり触れることができ、しかもそれらが1箇所に割とまとまっているので旅行しやすかったです。ただこの旅で富士山を見ることは叶いませんでした、次またリベンジしたいと思います!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。