こんにちは、はなです。
今日は11/23(祝)〜27(月)に行ってきた香港旅を振り返ります(とっても今更!)
11月の時点で香港はどこもかしこもクリスマスムード!いつもに増して華やかな街を楽しむことができました。
今日のブログはこんな方におすすめです。
・香港旅行に興味がある方
・香港で世界を感じたい方
香港で感動したこと5選
1働いていてよかった!アフタヌーンティー
グランドハイアットホテルでアフタヌーンティーをしました。食事や紅茶が美味しかったことはさることながら、優雅な空間そのものに魅了されました。ふかふかの椅子に、高い天井、どこからか聞こえてくる生演奏。働いていてよかったあって心から思いました笑 ローストビーフとトリュフのクロワッサンサンド、スコーン、海鮮やチーズを使ったサンドイッチ、ミニケーキ、香港オリジナル?なエッグタルト。どれを食べても美味しかったです。フルーツとマカロン食べ放題と聞いてここのアフタヌーンティーを選びましたが、そもそもの量が多すぎて、食べ放題を楽しむ余裕はなかったです(が、香港に住んでいる友人によると、香港はお持ち帰り文化なので、ここでもお持ち帰りができたらしい...!)。
ロビーはクリスマス仕様
2一体感に感動!シンフォニーオブライツ
毎晩20時から10分間、プロジェクションマッピングを使った光のショーを無料で見ることができます。ショー自体も美しいのですが、個人的には企業同士の一体感にとっても感動しました。かなり大規模に周辺の高層ビルやビルボードがその10分間だけはショーに参加するのです。光の派手さも、ビルの形の奇抜さも、日本にはない景色です。
近くにあったペニンシュラホテルもクリスマス仕様で可愛い
九龍島と香港島、どちらからでも見ることができますが、私たちは定番の、香港文化センター近くの観景台からみました。
3今どこにいるんだっけ?マカオで異世界体験
カジノとポルトガルのイメージしかなかったマカオですが、行ってみたらびっくり!こんなにも世界を感じられる場所だったのですね(事前に調べていなさすぎ)
ロンドンに、パリジャンにベネチアン。これ全てマカオにある高級ホテルの名前です。名前の通り、ホテルの内装も周辺もその都市をイメージしたものになっています。そしてその再現度の高さに驚きました!またカジノがあるからホテルは宿泊客以外にもオープン。マカオ内を移動するのに便利なフリーバスも走らせてくれているし、ホテル内を自由に散策することもできます。
マカオ北部のマカオ半島は、ポルトガルの雰囲気がよく残っています。
ポルトガルの伝統的な青いタイル
マカオ半島からフリーバスで埋立地コタイヘ。高級ホテルが並びます
屋上庭園。広すぎ、綺麗すぎ
ホテルロンドン!ビッグベンが見切れている笑
反対側にはエッフェル塔が。
ホテルパリジャンだったはず
これは多分ホテルベネチアン
なんか近代的なホテル
これまで高級ホテルって興味(も縁も)なかったのですが、あまりの豪華絢爛さに息を忘れるほど!まさに宮殿。ディズニーランドのリアル版とでもいうのでしょうか、どこを見渡してもピカピカ&キラキラでした。
ホテルロンドンとパリジャンは提携ホテル同士なので、渡り廊下でつながっています。右手にはエッフェル塔が、左手にはビッグベンとロンドンバスが見えます。ナニコレ珍百景すぎる!
4音楽が生まれる瞬間!アフリカセンター
友達が香港に住んでいたので少しディープなところにも行ってきました。香港で暮らすアフリカの人たちの集いの場兼、アフリカに興味のある人々向けにアフリカ文化を紹介する施設としての機能を持つ場所です。日によって様々なプログラムが用意されているようですが、私たちが行った時はアフリカンディナーを食べて、ドラムセッションをするというもの。
15カ国ぐらいの人々(計30人弱)が狭い空間に会するのも、見ず知らずの方と音楽を奏でるのも、全てが初めての体験。1人が太鼓を叩き始めたら、その上に次の人が音をかさなて、またその次の人が音を重ねて、、、、というふうに繰り返していくと、気づくと30人みんなで譜面も、メトロノームもないのに、ひとつの音楽が出来上がっているのです。本当に感動の瞬間でした。自由に叩きながらも、周りの音も聞いて、一人一人の微妙なバランスで成り立っているこの音楽は、日常のコミュニケーションと似ているなあなんて思いました。心地いいけど、ちょっとした緊張感も私には感じられました。
※アフリカの様々な国のローカルフードがワンプレートに。
https://www.africacenterhk.com/
5見える景色が全然違う!香港フリーツアー
フリーといいつつチップは最後にお渡しするのですが、これとってもよかったです!セントラルなど中心部を2時間くらいかけて歩くのですが、これまでなんとも思っていなかった建物や景色にも、香港の歴史や文化が隠れていることを、わかりやすく教えてくれました。特に印象に残っているのは、銀行たちの熾烈な建築争い!
セントラルというオフィス街に、銀行の本社が集まっています。
最初にできたのは中国銀行。しかしイギリス統治のイギリス資本のHSBCが中国銀行よりも高いビルを建設。悔しい中国銀行は写真左の独特な形のビルを新たに建設。
これだけでもフィクションか?と思うような話ですが、まだ終わりません。HSBCは対抗するためにビルの上に大砲もどきをつけたのです。そしてそれに対して中国銀行は刃物で応戦。見かねた地主が2と3の間に菱形の鏡ばりのビルを建てました。これは相手へ向けた攻撃が、鏡に映って自分に戻ってくるという意味。これにより建築争いは終結したそう。おもしろすぎます!大企業同士でこんなことしちゃうんですね笑
ちなみに中国銀行、HSBC、スタンダードチャーター銀行(HSBC右隣の茶色ビル)は、中国の紙幣を発行している銀行です。日本と違い複数の銀行が紙幣を刷っているのです。絵柄のテイストもほぼ似ていますが、漢字を見ると発行元が違うのがわかります。
友達の家にあったイギリス時代のコイン。エリザベス妃
HSBCビルの下には、会社の象徴であるライオンが2体います。
こちらはお金がどんどん舞い込みますように!の願いがを込めて口が開いています。
こちらはお金が逃げて行きませんように、とのことで口を閉じています。
そしてお金の流れが良くなるように下は吹き抜け。
ピクニックをしたり、フリマが開かれていたり、ものすごい人口密度で地域の方々が有効活用していました。
これらの設計は風水によるもの。他にも風水を意識した建物が多いために、香港には独特な形のビルが多いのだそうです。
フリーツアーでは他にもいろいろなことを教わったので、知識を持っているのと、持っていないのでは、見える景色がこんなにも違うのか!という実感の連続でした。ついでにツアーガイドさんも参加者も共通語は英語だったので、自分の英語レベルのもの足りなさも実感しました😖
香港で乗ったもの
振り返ってみたら色々な乗り物に乗っていました!
・どこに行くにも便利な地下鉄
エスカレーターの安全な乗り方を広報するまるちゃん
車内はみんな雑談の声が大きくてとっても賑わってました笑 周りの人に個人的な話を聞かれるのを気にしていない様子!
片道1時間
・香港では一般的な二階建てバス
いつかは本場ロンドンで乗ってみたい!
・トラムも二階建て
ラッピング広告を見ているだけで楽しい!友だち曰く数ヶ月で変わったりするらしい。
・アジア一長い30分のゴンドラ
標高400mを駆け上がるのでかなり急!青い海と空と山々の緑。とっても綺麗でした。
・伝わるか怪しいけど、こちらもものすごい急な角度で登っていくピークトラム
登った先は100万ドルの夜景。帰りのトラムではちょうど20時になった瞬間に山の中へ突入。上空からのシンフォニーオブライツは見えず。
フリーツアーで習ったビルがたくさん見えて楽しい!
かかったお金(ざっくり)
スーパーやローカルなお店では日本よりやや高いと感じるぐらいでしたが、中心部のちょっとおしゃれな雑貨屋さんや、ちょっと雰囲気のいいレストランだと、日本の1.5〜2倍くらいの感覚でした。Sasaという香港のドラックストアが安くて品揃えもいいのでおすすめ!
・航空券代(羽田ー香港)6万円
・フェリー(香港ーマカオ)3000円
・ピークトラム3000円
・ゴンピン360 3000円
・アフリカセンター3000円
・イートイン 1万弱(4日間)
・おみやげや食べ歩きしたものなど1万
※宿泊は友人宅
合計 約10万円
まとめ
香港の旅を振り返ってみると、1カ国で(厳密にはマカオも行っているので2カ国)、この4日間でいろんな国や文化を体験することができました。海外旅行となると、やはりその国らしさを味わいたいと思いがちですが、香港やマカオの場合は、いろんな国との関わりそのものが国の歴史だということを感じました。また現地で友人以外とも少しですが交流することができたので、訪れるまでは想像していなかった感動や喜びも味わうことができました!