まいにちらぼ

〜私の日常〜

事前予約なしでも十分楽しい!皇居東御苑の散策

こんにちは、はなです。

今日は先日行ってきた皇居の散策について書きます。行ってきた日もあいにくの雨で、このブログを書いている今日も雨で、この時期は雨が多いなあと思って調べてみると。

実際、3月下旬から4月頭は雨が多いそうです。

ちなみに食べ物の春雨も、春の雨から来ているのか!読んで字のごとくですが、これまで気づきませんでした。そういえば昨日の夜春雨食べたような、、、(笑)

春に雨が多いのはなぜ?「春雨」と「春の雨」は違う?(季節・暮らしの話題 2019年04月11日) - 日本気象協会 tenki.jp

まずは英国大使館へ

本題の前に、私の母一押しの英国大使館をチラ見していくことにしました(笑)

半蔵門駅から歩いて8分。まず見えてきたのは「国民公園 皇居外苑半蔵門園地」です。公園なので無料で公開されており、特に見張りの方もいないようです。ここはもともと英国大使館の敷地内でしたが、2015年に全体の5分の1にあたる敷地が日本政府へ返還されました。

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公園を囲む柵には小さなかわいい王冠が!

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各円の真ん中に植えられているのは太白(タイハク)という白桜。ウィリアム王子が来日した際に植えたそうです。もう終わりかけでした。

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ラッパスイセン、ほかにも春を感じるお花がたくさん。

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そして公園を抜けて、道を進むと英国大使館が見えてきました。石造りと思いきや、関東大震災で初代の建物が倒壊したた鉄筋コンクリートに石を貼っているそうです。

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英国大使館は1859年に開設され、現在の場所(江戸城の周りにあった大名屋敷跡)には明治維新後にやってきました。

スポット(駐日英国大使館)|【公式】東京都千代田区の観光情報公式サイト / Visit Chiyoda (visit-chiyoda.tokyo)

大使館の通りにも桜がたくさん咲いていました。

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アーネスト・サトウというイギリス出身の外交官が植えた桜で、戦争等で枯れてしまいましたが、戦後有志によってふたたび植えられました。ちなみにサトウという苗字はスラブ系の父親の苗字だそうですが、親日家だったサトウは佐藤や薩道という当て字をしていたそうです。すごい偶然!

皇居散策

いよいよ本題の皇居散策です!ざっくりこんな感じで歩きました。

このあと竹橋駅の方へ用事があったので、竹橋駅をゴールに散策します。

※グーグルマップに一部手を入れて作成

①乾門へ

大使館前を通過し、皇居の中を突っ切れる代官町通りを歩きます。

菜の花がきれいに咲いています。

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塀の向こうは緑が茂っていますね、通り沿いにはやはり桜がたくさん咲いています。

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科学技術館や高速の料金所を横目に進むと、乾門が出てきました。

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天皇陛下が暮らす吹上御所につながる門で、皇族の方が皇居の出入りに使われるそうです(普段は非公開ですが、ちょうど23年3月25日から4月2日まで一般公開されているそうです!)。

私が訪問したこの日は非公開だったのでスルー。

②本丸へ

そして次に出てくるのが北桔橋(キタハネバシ)門。この橋を渡ると皇居東御苑の見学ができます。荷物チェックだけですんなり入れます。

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この巨大な石垣の上に江戸城天守台がありました。

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天守台からの景色はこんな感じ。

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天守台から一番近いところに本丸の大奥、その向こうに中奥(将軍の生活スペース)、さらに向こうに表御殿(仕事スペース)がありました。

本丸跡地にはきれいな自然が広がっています。

竹林。亀甲模様に節がついたキッコウチクをはじめ10種類ほどの竹が植えられていて面白いです。

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バラ園は完全に季節ではありませんでした(笑)

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そしてお線香の匂いがすると思って見上げると、、、タブノキ

樹皮がお線香の原料になるそうです。

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早春に咲くボケの花も。丸みのある真っ赤な花がかわいいです。
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そして歴史スポットも。

こちらは石室。有事の際に大奥にある貴重品を避難させるためのスペースだったといわれています。

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忠臣蔵の事件が起きた松の廊下跡。たくさんの松の木が植えられています。

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番所。位の高い武士が務めた警備詰所を再現したものです。
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③二の丸へ

そして続いての門、中之門跡です。

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ここを通ると二の丸につながります。二の丸には庭園と御殿、大奥があり、隠居した将軍や将軍の母も暮らしていたようです。

昭和天皇が発案されたという武蔵野の雑木林を再現したエリア。私の通っていた武蔵野にある大学の敷地を思い出しました(笑)

そしてここに御殿があったそうです。

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汐見坂。この坂が本丸と二の丸をつないでいます。坂を上った本丸エリアから二の丸跡を撮影。

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都道府県の木という面白いエリアもありました。各都道府県から寄贈された木が植えられています。

鹿児島のカイコウズは夏になると真っ赤な花を咲かせるそうです。南国に咲く花ということで見たかったです!

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そして次の門が出てきました。平川門。

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この門は大奥の女中やこの辺りに屋敷を構えていた一橋家が登城する際の出入りに使ったり、一方で罪人や遺体を運び出す不浄門としても使われました。

この門を抜け、木橋を渡ると竹橋駅への入り口はすぐそこ。

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ということで皇居散策はここまで~

皇居内部の地理関係は、こちらの記事にある絵がわかりやすいと思います。

二の丸庭園(皇居東御苑 ) | 東京とりっぷ (tokyo-trip.org)

まとめ

以上、皇居散策についてでした。

散策は全部で1時間20分くらいでした。あいにくの天気でしたが中には海外からのお客さんも多くいました。ただ中はとても広いので自分のペースでゆっくり見て回ることができ、散策におすすめです。歴史の勉強にも植物の勉強にも、そして土地勘の勉強にもなりました(笑)

今度は事前に予約して、今回は入れなかった天皇の暮らす御所があるエリアの散策もしたいと思います。

皇居一般参観-当日受付で皇居内を歩いて参観-ひとりで東京歴史めぐり (taichi-tokyo.com)

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

都内で完全リフレッシュ!鳩ノ巣ぶらり旅

こんにちは、はなです。

今日は先月、都内にある将門公スポットに行ってきたのでそのことを書こうと思います。一緒に行ってきたのは将門公が好きな例の友だちです!

※将門公とゆかりの深い坂東市での史跡めぐりはこちらから。

女子2人で平将門の史跡巡り in茨城県坂東市 - まいにちらぼ (hatenablog.com)

将門神社へ

最寄り駅はJR青梅線鳩ノ巣駅。終着駅の奥多摩駅の2つ手まで、駅は奥多摩町にあります。東京のかなり西の方です!

ちなみに鳩ノ巣駅の名前の由来は、駅から歩いて行ける玉川水神社で鳩を霊鳥としてまつっているからです。江戸時代につがいの鳩が巣を作って、朝も夜もせっせと餌を運んできて仲良く暮らしていた様子からそう呼ばれるようになりました。

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101.玉川水神社(東京都奥多摩町)~鳩ノ巣渓谷散策 | ALIS

 

では本題の将門神社へ歩いて向かいます。グーグルマップには駅から徒歩6分とありますが、おそらくこれは下の入り口までのことをさしている気がします。実際はこんなかんじでひたすら上の方へ坂や階段を登っていかないといけないので、15分ぐらいかかったと思います。そして普段運動していない私たちは翌日筋肉痛でした(笑)

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ラストの階段を登った先に祀られています。

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ところでなぜこの地に将門の神社があるのか。将門は今の茨城県坂東市内で討ち死にしたといわれていますが、将門伝説として現在の日ノ出町にある勝峰山まで逃げ、ここに立てこもったという話があります。そしてこの辺りで亡くなり、一緒に逃げてきた息子が将門公を祀ったという説です。この神社はもともとはヤマトタケルノミコトを祀った神社であり、そこに将門公を長男が加えました。

またこの神社では将門公を祀ることを明治政府に一度禁じられ(かつて朝敵とされていたため)、1975年に地元の有志たちによって復興されています。

こういった言い伝えは民を大切に扱った将門公の特徴が出ているように思いました。

第21回多摩めぐり 将門伝説を秘めた奥多摩鳩ノ巣に渓谷と白丸調整池ダムの魚道を訪ねる | 多摩めぐりの会 (tama-meguri.com)

神社はかなり高いところにあり、木々に囲まれ、とても神聖な場所にいるような感覚になりました。

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周辺の観光

将門神社にお参りした後、こんなものを見つけたのでぱしゃり。

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そして駅に戻るように進んでいると駅近にカフェを見つけたので入りました。

その名も山鳩。

私はシフォンケーキ、友人はカレーを食べていました。シフォンケーキは果物がたくさんのっていて、カレーの方もトロトロに煮込まれていて、手が込んだおいしいごちそうでした。電車の本数が多くないのでここでゆっくりしました。

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店内からも緑が見えて雰囲気も素敵でした!

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山鳩 - 鳩ノ巣/喫茶店 | 食べログ (tabelog.com)

そのあとはちょろっと駅周辺を散策。おもしろかったのは、こんな廃工場を見つけました。駅のすぐ裏手。こんな駅近に工場があったなんて驚きです!

工場や社員寮?、倉庫など建物は合わせて15ぐらいはあったと思います、とても広大な土地でした。ここで昔何が作られていたのか、、、調べてみたのですがうまく見つけられませんでした。もし御存知の方いらしたら教えてください!

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次回の旅の構想

今回は時間の制約上、あちこち行けなかったので若干不完全燃焼。ということで、次回行くならこんなあたりを回りたいなと思うところを書いてみます。

ちなみに青梅線は別名東京アドベンチャーライン。わくわくさせるいいネーミングですよね。

JR東日本八王子支社|青梅線 青梅~奥多摩間 東京アドベンチャーライン

◆次回旅は、鳩ノ巣駅の隣白丸駅からスタート。

10:00 白丸駅→カヌー体験(1h30m)

奥多摩(多摩川・白丸湖)のカヌー・カヤックの体験ツアー|そとあそび (sotoasobi.net)

12:00 白丸ダム鳩ノ巣渓谷へ

13:00 鳩ノ巣駅周辺でお昼

14:00 鳩ノ巣渓谷の散策続き

15:00 駅周辺でお茶

帰宅

鳩ノ巣渓谷には冒頭でお伝えした駅名の由来になっている鳩を祀った玉川水神社や渓谷の景色を一望できる雲仙橋などもあるのでたっぷりと散策の時間をとってみました。

また最近テレビで知ったのですが、全国のダムで配られているダムカードもゲットしたいです(笑)

白丸調整池ダムのダムカード | 東京都交通局 (metro.tokyo.jp)

まとめ

以上、鳩ノ巣駅白丸駅周辺の観光についてでした。

次回旅の構想にいたってはまだ実践したわけでもないので参考にならないことを書いてしまいましたが、今度友人と行ってみたいなあと思っています。

最後に余談ですが、鳩ノ巣駅白丸駅のある青梅線の「青梅」という地名は、将門公から来ているそうです。将門公が植えた梅の木の実がいつまでたっても青いままだったことが由来だそう。いつも聞きなれている地名の由来を知ることができました。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

台湾旅行の感想③(台北でゆっくり編)

こんにちは、はなです。

今日は台湾旅行の感想最終章!

4日目は、今日は最終日ということで台湾でやりたいことをやりきる!を目標に1日を過ごしました。

飛行機も夜遅くにしていたのですが、旅先では時間はあるに越したことはありません。十分満喫しましたが、まだまだやれることはあったなあという気持ちです(笑)

※前回のようすはこちらから。

台湾旅行の感想②(十分、九份編) - まいにちらぼ (hatenablog.com)

8時半~10時ごろ 散歩と朝食

まずはホテル近くの公園まで散歩に行ってみました。台湾の公園には朝から運動をしている方たちがいっぱいいるという話を聞いていたのですが、本当にその通りでした。川沿いのその公園では、ランニング、社交ダンス?、バスケ、テニス、体操、、、といった具合に、みなさん思い思いに体を動かしているようすでした。

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日本に比べ、この時期晴天が少ない台湾。

日本の青空が少し恋しいです(笑)

 

つづいて朝ごはんを食べれるお店を探します。永楽市場で食べようかと思っていたのですが、私たちが気になっていたおかゆっぽいご飯はなさそうだったので、市場の周りをふらふら。おかゆが食べられるローカルなお店を見つけました!

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店内は地元の方もいてほぼ満席。おかゆに選んだおかずがついてくる形式で、私たちは魚(頭部分!)の煮つけとお肉のスープを食べました。

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煮つけは部位は違えど日本の味そのもの。お肉のスープもしょうゆベースで甘くておいしかったです。朝からほっとできました。

ちなみに孤高のグルメにも登場した名店だようです。

 

そのあと歩いてすぐのところにあるカラスミのお店で友人はお土産を買っていました。カラスミといえばここだそうです(ガイドブックにもネット記事にもここが一番に出てきました)。

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カラスミは魚の卵巣を塩漬けし乾燥させたもの。日本だと長崎が産地ですが、とっても高級。台湾のこちらのお店だと安く購入できるようです(桃園空港にも売っていましたが、空港より安かったです)。

10時半~11時 台北台北101/世貿へ

朝の散歩からいったんホテルへ戻り、荷物をまとめてチェックアウトしました。そして台北駅まで歩いて駅中に荷物を預けて、地下鉄で台北101/世貿駅へ向かいます。

変わった駅名ですが、駅降りてすぐに台北101という地上101階建ての高層ビル、そして世界貿易センター(展示会などが開かれる会場のようです)があります。

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他にも近代的な高層ビルやショッピングセンターが多くあるエリアで、古い町並みも残る台北駅などよりも、先進的な感じを受けました。

11時~12時 四四南村

駅について最初に向かったのは四四南村というスポットです。

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第二次世界大戦中、日本軍の倉庫として使われていた建物を、戦後、近くの四十四兵工場(軍事工場)で働く社員やその家族が改築しながら住むようになりました。

都市開発が進む中で住民は立ち退いていきましたが、当時の面影を残すスポットとして保存されています。

このエリアには、当時の暮らしを紹介する小さな博物館とおしゃれな雑貨やさん、カフェがあり、10分もあれば見て回れるほどの小ささです。

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台北の中心地から徒歩5分!女子注目の新スポット「四四南村」がレトロでおしゃれ♡ | TABIPPO.NET

12時~14時 台北101

四四南村でゆっくりしたあとは、いよいよ台北101へ。ここに来た目的は鼎泰豊(ディンタイホン)で食事をすること!

有名店のおいしい小籠包が食べたくてやってきました(笑)

お店の前で整理券を受け取り、「40分後に来てください」と案内されました。

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待ち時間があっても、モール内で過ごせるのでいいですよね。

特にブランド品には興味がなかったのですが、時間つぶしにモールをうろうろ。モールのつくりもインテリアもおしゃれで、モールにいるだけでなんだかいい気持ちでした(笑)

入っているお店は高級ブランドばかりでした。

金ぴかのTWING

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きれいに写真を撮らなかったことが悔やまれる、、、

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そしてほぼ時間通りに、鼎泰豊に入ることができました。

中では作っている様子をばっちり見ることができます。高速スピードで餡を包んでいきます。

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待ちに待ったお食事!

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どれも本当においしかったです。チャーハンにはたくさんぷりぷりのエビが入っていました。日本でも行こうと思います(笑)

と思って調べたら、、まさかの近所にありました。複雑な気持ちですが、近いうちに行きます!

ちなみに店員さんは日本語でとっても丁寧にメニューや食べ方の案内をしてくれました。日本のちょっといいレストランの雰囲気に近い気がします。

14時~14時半 台北101/世貿→中山

大満足な食事のあとは、足つぼマッサージに向かいます。中山駅台北駅の隣。地下鉄で向かいました。

中山駅の印象は手ごろな価格のお店が集まったショッピング街。もちろんブランド店もありますが、日本の100均や誠品書店もありました。あとはオフィスビルも多くありました。

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そして足つぼの前に、ローカルスーパーでお土産を購入します。

ルーローハンができる缶詰や台湾カップラーメンなど。台湾らしいお土産を安く購入できました。(本当は台北101エリアのスーパーで買おうと思っていたのですが、あの辺りは輸入品を扱う高級スーパーばかりのようで、大衆向けのスーパーを見つけられませんでした)

15時~16時 足つぼマッサージ

さてスーパーでお土産調達も終わり、この旅最後のイベント足つぼマッサージです!外したくないという気持ちで、日本のテレビでもよく取り上げられているこちらのお店にしました。予約なしでも10分待ちぐらいで入れました。

中に入ると地元の方も来ているようでした。

夏威夷養生行館 夏威夷養生行館【中山館(2号店)】 クチコミ・アクセス・営業時間|台北【フォートラベル】 (4travel.jp)

まずは足湯で足を温めてから、マッサージが始まります。手でたたいたり、もんだり、かなり力を入れてやってくれました。私は結構凝っていたようでわりと痛かったです!でも我慢できないほどでは全然なかったです。友人は「全然痛くない、気持ちいい!」と言っていました。たしか定価600元ほどだったと思いますが、そこから少し値引きもしてくれました。

終わった後、ものすごく足が軽くなって効果は想像以上でした。

16時半~17時半 中山→桃園空港へ

すべてを満喫しきって、あとは空港へ向かいます。中山駅から荷物を預けている台北駅には歩いて向かいました(20分ほど)。台北から空港までは電車で1時間ほどです。フライトは21時発だったのですが、チェックインが行列で思ったほど時間に余裕はありませんでした。借りていたさくらのWi-Fiを返し、買いそびれたお土産を購入し、チェックイン。遅い時間だったので空いているお店は少なく、台湾最後のご飯はチェーンのカフェでした(笑)

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ただこのエッグタルトとてもおいしかったです。そしてここで私たちは両替した台湾元ほぼすべてを使い切ることに成功しました!(3日間滞在で、ホテル飛行機代を除いて2万円分使いました)

 

そして21時発の飛行機に乗り、無事羽田に着いたのは深夜1時。取り急ぎラーメンを食べて寝て、始発で帰路へと着きました。

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まとめ

以上、台湾旅行の感想でした。総じて大大満足の旅行でした。

4年ぶりの海外でしたが、同じアジアとはいえ見るものすべてが新鮮で、海外旅行の楽しさを思い出す旅行となりました。また個人的には行きも帰りも空港泊で、移動時間を節約できたのがすごく効率的でよかったです。体力のあるうちにこういう旅したい思います!

ただ今後また海外に行くときには、事前にそのエリアのおいしいお店をいくつか調べておこうと思いました。今回狙っていたお店は鼎泰豊ぐらいでしたが、あとからほかの方の台湾旅行のブログを見ると、行く前に見たかった!という情報目白押しでした(笑)

あとタピオカを飲みそびれました。

ですが食事以外は、後悔なくやりたいことを満喫できたのでよかったです。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

台湾旅行の感想②(十分、九份編)

こんにちは、はなです。

最近は結婚式準備でバタバタしており、なかなかブログに時間を使えていません、、

でもブログを書くことは、細く長く続けていきたいと思っています。

 

さて前回からの続きで台湾旅行の感想を書きます。

今日は3日目。ランタン上げで有名な十分と、千と千尋の神隠しで有名な九份に行ってきました!

※1日目、2日目のようすはこちらから。

台湾旅行の感想① - まいにちらぼ (hatenablog.com)

9時~10時半 台北→十分へ

朝食はホテルの部屋で前日に買っておいたものを食べて、朝早くから電車(TRA)に乗って、まずは乗換駅の瑞芳駅を目指します。

乗車時間は1時間ほど。瑞芳は美食の町としても有名だそうですが、今回は時間の都合上外には出ずに、ローカル線へ乗り換えます。十分駅には10時半ごろに到着しました!

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10:45~11:15 ランタン上げ

線路沿いにびっしりとお店が並んでいます。

そのほとんどは食べ物屋さん、お土産やさん、ランタン上げやさん。まずは長年のあこがれだったランタン上げを行いました。

本来は年1の伝統行事だそうですが、ここでは観光客向けに毎日やってくれています。なんていいサービス!4面それぞれに願い事を書いて、火をつけてもらうと、空高く飛んでいきました。

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それにしても曇天!

驚いたことは2つで、1つは線路上で行うということ。先ほど乗ってきたこの電車ですね、商店との距離の近さにも驚きました。

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2つ目はランタン上げ屋さんのサービス精神が旺盛なこと。飛ばすまでの様子をたーーくさん写真と動画で納めてくれます。一期一会の出会いだとは思いますが、それでも観光客の一生の思い出のために笑顔で元気いっぱいにサービスしてくれる様子には感動してしまいました。

私たちは願い事と同時に絵をかいたりもしたのでトータル所要時間は30分くらいでした。パパっと仕上げればもっと早いと思います!

11:15~12時半 滝など周辺散策

ランタン上げのあとはさらに商店を進み、それも通り越して、十分瀑布へ向かいます。ここも十分では有名な観光スポットです。

20分ほど歩きました。

大迫力の滝と、長い開放的な橋、橋の横には十分行きの電車が通っていました。

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平日だったせいか人もあまり多くなく、大自然に癒されました(結構な雨模様でしたが)。

ゆったりしたのも束の間、電車の時間が迫っていたので、足早に十分駅へ戻ります。

十分を通る電車は1時間に1本なので逃しては大変です!

足早と言いつつ、おいしいものも食べました。

ピーナッツアイスクレープ(九份にもたくさん売っていました)

甘くてとても食べやすかったです!

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12時半~14時 十分→九份

無事電車に乗りました。まずは瑞芳へ電車で戻って、今後はバスで九份へ向かいます。バス停(zushi temple)は瑞芳駅から数分歩きますが、案内板が外にあったので迷いませんでした。降りるバス停は九份老街。

途中から山道を登るのでかなりバスは揺れました。

酔いやすい方は酔い止めがあったほうがいいかもしれません。

14時~18時 食事をしつつ散策

腹ペコ状態だった私たちはまずは食べ物探し。屋台が多いのですが、雨も強かったので、店内で温かいものを食べました。

魚スープと魯肉飯

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とてもやさしい味でおいしかったです。

そのあとは市街をぐるぐる歩き回りました。お店のほとんどは食べ物屋さん、お土産屋さん、お茶屋さん。道はとても狭くて、人とすれ違う時は傘を細くしないといけませんでした。階段が多いので何歳になっても足腰健康でいたいななんて思いながら歩いていました(笑)

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真ん中に移っている赤い看板が千と千尋湯屋のモデルになったといわれていたお茶屋さん(阿妹茶樓)です。※実際にはジブリが公式に否定

ここでお茶をしました!改めて写真を見ても絵みたいですね。

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大量のお茶とお菓子4種のセットで1人300元(約1300円)。

私たちは2時間くらいゆっくり過ごしました。

お茶はウーロン茶だったと思いますが、日本で飲むのとは全然違って同じお茶とは思えなかったです。本格的な茶器を使わせてもらえるのも魅力的だと思います。

また私たちは欲張って胡麻団子とお芋を揚げたものを追加したのですが、各4個ずつ来たのでお腹いっぱいでした。ですが胡麻団子は感動するほどおいしくて、おすすめです!

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【九份】阿妹茶酒館(あめおちゃ)台湾茶セットの値段・飲み方を解説 | 20代の個人旅行 (my-travel-style.com)

お土産のお茶も購入し、大満足でお店を出ました。

そのあとはまたぶらぶら散策を再開(日没後の景色を見るまでは帰れない!)。海外に住んでいる友だちにはがきを出すために郵便局に行ったり、人気のないほうまでぶらぶら歩いたり。ただ雨は強くなる一方で寒くて寒くてスニーカーもびしょびしょ。

本当は食べ歩きをすればよかったのですが、先ほどの揚げ物で何も入れる余裕はなかったです(笑)

そして18時。まだ完全真っ暗ではないものの、提灯が幻想的に見えるくらいには空が暗くなりました。待った甲斐がありました、よかった!

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18時~20時 九份台北

夜景を見て私たちはそそくさとバス停へ。夜は行きと同じように瑞芳駅までバスで行き、そこから電車で台北へ行ってもよいのですが、乗り換えも大変なので、台北まで行けるバスで帰りました。終点ではないので乗り過ごし注意です!

費用はバスでも電車でもあまり変わりませんが、バスはかなり揺れるので友人は薬を野でも少し酔ったと言っていました。

また夜はバス停が非常に混むとのネット情報がありましたが、数分おきにバスが来るので私たちは15分ほどで乗れました。ただ平日だったのと、18時だったのでまだ本格的に混む時間ではなかった可能性はあります。

混雑時の帰り方についてはこの方のブログが参考になりました。

九份からの帰りのバス停の場所と乗り方!混雑を避ける裏ワザ | andTaiwan アンド台湾 (fromfukuoka.com)

まとめ

以上、十分、九份旅行の感想でした。

山がちなエリアなので雨が降ることも多いそうです、道を狭いし、写真も撮りにくくなるので、雨合羽を持ってくればよかったなと思いました。ただ今回の雨は割と強かったので傘をさすほかなかったですが、、、

そしていつか晴天の九份にも行きたいです!

 

おまけ

びっくりするほど霧がかった高台からの景色

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台湾旅行の感想①(台北編)

こんにちは、はなです。

記事を上げてから日が経ってしまいましたが、今日から数回に分けて台湾旅行の感想を書いていきます。

友人と行ってきたのですが、お互い台湾は初めてだったので、王道ルートで回りました。また行きも帰りも空港泊などをすることで、時間を最大限に活用した大満足の旅行となりました!

 

◆ざっくりしたスケジュールとしては、こんな感じです。

・2月22日(水)夜、羽田空港

・23日(祝)早朝フライト→台北観光

・24日(有給)十分、九份観光

・25日(土)台北観光→深夜フライト

・26日(日)夜中、羽田空港泊→朝帰宅

有給1日でかなり充実した旅行となりました!

台湾旅行を検討中の方、興味のある方もぜひ読んでいただけたらうれしいです。

1日目22時:空港で夜を明かす

この日は天皇誕生日の前日。定時まで仕事をして、少し家でゆっくりしてから空港に向かいました。

飛行機は翌日朝5時55分発(peach)なので、まだまだ時間はたっぷりです。当初の予定では、24時間営業の吉野家で空港限定メニューを友人と食べるつもりだったのですが、コロナの影響でなんと21時には閉店でした。

ということで、24時間営業のローソンで夜食や翌朝のご飯を調達し、ベンチで食べました(セブンも23時閉店)。

お互い海外が久々だったので、テンションマックスで、心ゆくままに食べました笑

そして2時間くらい寝たのち、3時半ごろから搭乗手続きがスタート。

私は、「液体を機内に持ち込む際には透明ビニールに入れて、、、」という国際線ならではのルールを完全に忘れていたので、少々慌てましたが、それ以外はスムーズでした。

手荷物について | Peach Aviation

そして搭乗口でまた少し寝て、予定通り朝6時ごろに離陸。そしてまた飛行機で爆睡していました(離陸直前までの記憶はあるけど、それ以降が一切ない笑)。

 

思っていた以上に、空港でも飛行機でも寝ることができて、かつ前日から友人と旅行のワクワクを高めあえて、前日空港泊、非常によかったです!

※ちなみに空港内のラウンジも最終便の搭乗時間で営業が終了してしまいます。空港内のホテル泊という手もありますが、たかが数時間なので、個人的にはベンチでも十分かなと感じました。

2日目9時:桃園空港に到着

台北の国際空港である桃園空港には、朝9時ごろに到着しました。

到着早々、湿気と日本とは違う匂いで海外に来たんだと改めて実感。

空港で行ったことは、主に3つ。①入国手続き、②両替、③ルーターレンタルです。

①入国手続き

非常にスムーズでした。ただ手続きではどの職員の方も終始無言+無表情で、ジェスチャーで指示されました。ちょっと寂しかったです笑

ちなみに3月3日時点では、日本から台湾への旅行ではワクチンを3回以上打っていれば、陰性証明やPCR検査も不要です。

ただし台湾政府による規制で、バストイレが共同のゲストハウスやドミトリーへの宿泊ではなく、ホテル泊(同じ飛行機に乗ってきた者同士は同室OK)がおすすめです。

入国検査では宿泊するホテル名は聞かれませんでしたが、宿泊先のホテルでチェックイン時に聞かれる可能性はあると思います。

この台湾の新ルールについては、こちらの解説動画がわかりやすかったです。

台湾旅行の新ルール【一人一室とは?】ホテル選びのポイント/現在のホテルの値段は? #台湾旅行 #台湾 #台灣 #入国規制緩和 - YouTube

②両替

私は空港で2万円を台湾ドルに両替しました。調べると手数料的に一番お得なのはクレカを使うこと、次に台湾の銀行で両替をすること、だそうですが、数百円の差だったので、利便性を考えて空港でまとめて両替しました。 

また万が一足りなくなった時はクレカを使うことにし、両替自体は少なめにしました。

ルーターレンタル

さくらモバイルでネット予約していたルーターを空港で受け取ります。

予約時に受け取り場所を、羽田と桃園空港から選ぶことができましたが、国内では不要なので、台湾受け取り、台湾返却としました。

台湾 | WiFiレンタル【サクラモバイル 海外Wifi】台湾・中国・タイ・インドネシア(バリ島含む)| Sakura Mobile

 

そして台北駅へはMRT(台北メトロ)で1本。1時間ほどです。

台北を観光するならMRTは毎日乗ることになるでしょう。私たちはM RTの交通系ICカード「EASY CARD」を駅の券売機で手に入れて使っていました。

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割引価格で乗れるし、スーパーなどでも使えるので便利でした!Suicaのようですね。

台湾旅行に必須!悠遊カード(EASY CARD)の基本情報ガイド | ライフスタイリングログ

車内からの景色。

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圧倒的な緑!さすが亜熱帯気候ですね。

そしていかにも古そうな茶色のビル群。よくこのような景色を見ました。

今こうした古い建物の建て替えが急務となっているそうです。

地震の多い台湾、古い建物の建て替え急務:中日新聞Web

11時半:台北駅でお昼

台北駅到着!たくさんの路線が乗り入れているので、駅はかなり大きいです。

コインロッカーに荷物を預けて、駅周辺でサクッとお昼を食べます。

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結果行き着いたのはセブンイレブン

ただ置いてあるものは結構日本と違ったので、楽しかったです。

(お菓子は日本のものも結構ありました!)

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本当はローカルっぽいところに行きたかったのですが、たまたま出た出口周辺は、服や布のお店が多く、うまく見つけられませんでした笑

ちなみにこれはまた別の出口ですが、セブン以外にも、日本のチェーン店がたくさんありました。

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街中では日本のチェーン店や、アニメグッズ、企業広告を見ることがとても多く、少し嬉しい気持ちにもなりました。

13時:故宮博物院

12時半ごろのMRTに乗り、士林駅で下車。そこからバスに乗って、13時前には故宮博物院に到着しました。バスでもEASY CARD使えました。

どのバスに乗ったらいいのかは、公式が丁寧に紹介してくれています。

国立故宮博物院 故宮参観 > 交通案内 > 公共交通サービス

博物院を前にして何より驚いたのはその大きさ!

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椰子の木が南国感を増していきます笑

ここには中国歴代皇帝のお宝が展示されています。なぜ台湾にあるのかといえば、第二次世界大戦後の中国内での内戦に敗れた当時の政府が、お宝を持って台湾へ逃亡したためです。

 

中は3フロアに分かれており、約10部屋/1フロア、合計30部屋弱ありました。あまりに広いので楽しみ切れるか心配だったのですが、結果訪れてとても良かったです!

それぞれ部屋ごとに展示内容のコンセプトがあるので、パーと気になる部屋だけを覗き、気になるところはじっくり見るという見方がおすすめです。一度に紀元前の器などから清の精巧な磁器まで見ることができるので、とってもおもしろかったです。

平日に行ったからか人もあまり多くなく、疲れずに楽しむことができました!

印象に残った展示品をいくつか。

・水牛の酒器

背中にある穴から酒を入れておき、口に空いた穴から注ぐことができます。紀元前に作られた作品ですが、遊び心が今に通じますね。

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嗅ぎタバコの入れ物

清時代の王族や貴族に愛用された鼻煙壺です。発酵させたタバコの葉を粉砕して、鼻から吸っていました。この小瓶が本当にカラフルで、精緻な絵が描かれていて、素敵でした。

一番心惹かれた展示室でした!

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・お肉の塊

碧玉という鉱石で作られたお肉を模したものです。碧玉本来の縞模様を生かしつつ、茶色く染めて作られています。角煮のプラプラなゼラチンを思い起こすほどリアルです。

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・白菜

上のお肉と並んで博物院内で非常に人気の作品。私が行ったときは他の博物館に巡展していて写真しか見られませんでした。悲しい!

こちらはヒスイを使っていて、ヒスイ自体緑色で白菜に見えたことから、白菜を模した作品を作ったそうです。

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・綺麗な字

2階には書物の展示もありました。個人的に、こんな読みやすくて、整頓された字を書けたらいいよなあと思って、心に残っています。

見ているだけで惚れ惚れしますね。
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・家具

1階には清時代の豪華な家具を使って、当時の部屋を再現した展示がありました。

この棚も本当に細かい彫刻が前面に施されていますね。

嗅ぎタバコと合わせて、清の特権階級の方々の裕福さ、芸術レベルの高さに驚きました。
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象牙の仏塔

一本の象牙から作られた九重の塔です。正直ぱっと見の印象はプラスチックでできた軽い塔にも見えるほど。
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・大階段

各階をつなぐ階段は真っ赤で大きなものでした。博物院は展示品に合わせて、展示の仕方もかなり工夫していて、おしゃれで見ていて飽きませんでした!
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1時間半ほど楽しんだ後で、博物院に併設された至善園(宋〜明時代の庭を再現)を散歩しました。博物院もそうですが、この庭も辺りを木や山で囲まれているので、外の建物がほとんど見えません。中国王朝の時代にタイムスリップしたかのような、ゆったりした風景を味わうことができました。

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曇った空も相まって水墨画の世界みたい

 

そして15時半ごろに博物院からバスに乗って、士林駅に戻りました。

小腹が空いたので、駅近にあったお店で焼き小籠包を食べました。 

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これがとってもとっても美味しかったです!(実は私はエスニック料理がそこまで得意ではないので、台湾料理が口に合うかドキドキしていました。なのでとっても美味しいと感じることができて、軽く感動していました笑)

そして台北駅で預けた荷物を回収して、歩いてホテルへ向かいました。

泊まったのはこちらのホテル。

※Guide Hotel Taipei Dadaocheng

 

台北駅まで徒歩15分ほど、コンビニは徒歩2分、周辺に夜市や屋台、市場もあり、とても便利でした。価格は抑えたので、部屋の広さは最低限でしたが、清潔で、休むだけなら特に支障もなかったです。

18時半ごろ:寧夏夜市へ

ホテルから歩いて10分ほどのところにある夜市へ行きました。観光客もいましたが、ここはどちらかというと地元の人に愛されるローカルな夜市だそうで、味も美味しいと評判です!ただ正直私は臭豆腐の匂いにやられつつ、あれやこれやと迷ってしまい、結局食べたのはこれだけでした(とはいえ一つ一つはかなり大きかったので、お腹いっぱいです)

・焼きそば巻き風

味付けは甘めで食べやすかったです!

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・おにぎり

餅米の中に、お肉や野菜のおかずが入っていました。

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・明日の朝ごはん用に調達したシフォンケーキ

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事前におすすめのお店を調べていくべきだったなと若干の後悔が残りました。。。

牡蠣オムレツやスープなど、美味しそうなものがありそうですね。

寧夏夜市を徹底攻略!おすすめグルメや美味しいお店の見極め方 | ライフスタイリングログ

空港泊の疲れを癒すべく、20時半ごろにはホテルに戻り、この日は早めに寝ました!

まとめ

以上、台湾旅行1日目、2日目の感想でした。この旅行の裏テーマ「海外の食事も美味しく食べられるようになりたい」に向けての挑戦はまだまだ続きます笑

次回のブログでは、翌日に訪れた十分と九份についてです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

※おまけ

夜市からの帰り道、猪?を連れたおじさんを見つけてびっくり!

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鹿児島旅行の感想③〜知覧編〜

こんにちは、はなです。

前回から引き続き、夫と、私の祖父母の暮らす鹿児島に行ってきたので感想を書いていきます。

今日は知覧について。

美味しいお茶や武家屋敷、第二次世界大戦末期の特攻を思い出す方も多いのではないでしょうか。

旅行を計画中の方もぜひご覧ください!

 

※前回までの旅行の様子はこちらから。

鹿児島旅行の感想①〜西郷さん好きの祖父と一緒に〜 - まいにちらぼ

鹿児島旅行の感想②〜指宿温泉編〜 - まいにちらぼ

11:47 指宿→知覧

知覧まではバスで向かいました。

乗り場は前回の記事に書いた砂むし会館の目の前(指宿駅も通ります)。

本数はかなり限られているのでご注意を!下記サイトの指宿喜入知覧線です。

そして今回は知覧特攻平和会館に行きたいので、特攻観音入口でおります。

のったりおりたりマイプラン(指宿・知覧) | いわさきコーポレーション

会館が近づくと、灯籠がたくさん見えてきて、この街だからこその悲しい歴史を感じずにはいられませんでした。

地元の方や遺族の方、著名人の寄付で、昭和末期から建てられ始め、今では特攻で亡くなった方の数以上の灯籠(1290基)が立っているそうです。

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ところが、我々は降車場所を間違えてしまい、1つ先(知覧)まで行ってしまいました。バス停の目の前には富屋食堂があり、私たちは時間の都合で行けませんでしたが、平和会館と合わせて行ければよかったなあと思っています。

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富屋食堂は当時、軍の指定食堂として多くの特攻兵が食事をとった場所で、女将さんの鳥濱トメはお母さん代わりとなって、親身に相談に乗るなど大変特攻兵たちから慕われていたそうです。今は資料館として公開されており、検閲の通っていない手紙(遺書)なども展示されているそうです。

ホタル館 富屋食堂 | 特攻の母

昼食@吹上庵

鹿児島のそば・うどんチェーンといえば吹上庵。安くて、量が多くて、美味しい。

食べ放題の桜島大根もとっても美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいます!

知覧武家屋敷店 | そば茶屋吹上庵

知覧特攻平和会館

そして本日の目的地、知覧特攻平和会館につきました(バスの本数は限られているので、タクシーで戻りました)。

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館内は基本撮影NGだったので写真はありませんが、特攻で亡くなった一人ひとりの写真と手紙、所持していたものがずらっと大きな部屋中に展示されていました。

中には愛する妻への手紙もあり、そこには「自分なんて忘れて未来を生きなさい」という言葉もありつつ、後半には「ただただ会いたい」という素直な心も書かれていて、本当に読んでいて辛かったです。

特攻作戦でなくなった1,036名のうち、約半数の402名が知覧から出撃したそうです。

また戦争を体験した方が特攻や戦争について語る会というのが1日に数回行われており、それに参加することができました。やはり実際に体験された方の生の声というのは、どんな展示よりも胸に訴えるものがありました。「1日1日を精一杯楽しく生きてください」というお話を最後にされていましたが、この言葉を忘れずにいようと思いました。広い館内を見た後にお話を聞くのも、先に予習のような形でお話を聞くのもありだと思います。

知覧特攻平和会館 | TOPページ

知覧→鹿児島中央駅

夕方のバスで帰りました。バス停は平和会館からは歩いて10分程度でした。

まとめ

指宿旅行の帰りということもあり、知覧ではあまりあちこち行かずに体力温存の旅となってしまいました。次は富屋食堂や武家屋敷にも行きたいです。

ちなみにこの日の夜は、祖父母から戦争時の話を聞くことができました。あと1秒防空壕に逃げ込むのが遅ければ死んでいたかもしれない話、祖父は(国ではなく)自分の名誉のために軍人に憧れていた話、とても貴重な話が聞けました。

次回はラストとして、鹿児島中央駅周辺の歴史スポットをいくつかご紹介して、この鹿児島シリーズを終えようと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

鹿児島旅行の感想②〜指宿温泉編〜

こんにちは、はなです。

前回から引き続き、夫と、私の祖父母の暮らす鹿児島に行ってきたので感想を書いていきます。

今日は指宿温泉について。

夫と祖父母は今回が初対面だったので、夫を歓迎しようと、祖父母は指宿温泉の宿を予約しておいてくれました。泊まったのは指宿一の宿、白水館。

首脳会談が開かれたり、皇族の方もお泊まりになったことがあるこの宿は、本当にここだけが別空間のような、素敵な空間でした。

 

※前回の記事はこちら

ziyukima2.hatenablog.com

13:00 鹿児島中央駅でお昼(ざぼんラーメン)

まずは腹ごしらえ!駅ビルで鹿児島の老舗ラーメンをいただきました。

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九州といえば博多豚骨のイメージですが、ここのラーメンも豚骨でした。ただ麺が少し太めで、キャベツやきくらげ、もやしなど野菜もたくさん入っていたので、甘みもあり、ちゃんぽんにも通じる感じがしました。チャーシューもたっぷりのっています!

ラーメンが出てくるまではテーブルにある桜島大根のお漬物も食べれます。とても美味しかったです!

ざぼんラーメン アミュプラザ店 - 鹿児島中央/ラーメン | 食べログ

14:00 指宿へ出発

電車で指宿温泉まで向かいます。

鈍行だと1時間半くらい。

こんな感じで海沿いを走っていきます。奥に見えるのはENEOS喜入の石油備蓄基地

中東からの石油が一旦ここで備蓄されて、日本中の石油精製所へ運ばれていきます。

ものすごいタンクの数でした。

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16:00 ホテル内を探索(白水館)

指宿駅に到着後、タクシーに乗って本日の宿へ。車で10分弱でした。

こちら夜のライトアップされた様子なので時間が異なりますが、ホテルはこのような広〜い松林の中にあります。タクシーで、住宅地から急にこんな素敵な松林に入った時には感動しました。

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そしてこのホテルの1番の感想はとにかく全てが広い!

道路からホテルに入るまでの松林も広いですし、この後いく温泉もスーパー銭湯並みに大きいです。また館内もかなり広いので、自分が泊まる部屋から温泉までは祖父母のゆっくりした足取りだと10分以上かかりました笑

ただその分、見どころもいっぱいです!

内装も外装も日本の伝統美が溢れていますし、美術品もたくさん展示されています。

ということで、まずは館内をあちこち散策しました。

公式】鹿児島 砂むし温泉 指宿白水館

 

・薩摩伝承館

道路を渡ったところに、平等院鳳凰堂を模して作られた立派な建物がありました。

大河ドラマの世界みたい!

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入場料1000円ですが、その価値十分にありな展示内容でした。

薩摩焼は1867年第二回のパリで開かれた万博に出展され、西洋貴族の間で爆発的な人気となりました。

このようにお金持ちの壁に飾られたそうです。

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薩摩焼も西洋の方にウケるように、金色の装飾を多く施しています。

黄金に輝くこの間はとても美しかったです。

他にもボタンとして作られた薩摩焼が、西洋の方によって指輪に作り替えられたものも展示されていました。発想がおもしろいですよね。

ちなみに薩摩焼朝鮮出兵に参加した島津氏が、朝鮮の朝鮮の陶工を連れて帰ったことがきっかけで生産が始まりました。その後指宿を始め鹿児島内で、薩摩焼の原料カオリンの採取に成功し、ますます発展していきました。

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伝承館はかなり広くて2階には薩摩焼以外の薩摩伝統工芸も展示されていました。

こちらは島津家の籠。

とっても狭そうですが、中の壁から天井まで鮮やかな絵が描かれています。

一度中に入ってみたいものです笑 

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薩摩伝承館 公式ホームページ | ここにくれば薩摩がわかる

 

・将棋関連

薩摩伝承館の入り口にこんなものがありました。

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この館の中で、昨年末竜王戦が行われたようです。結果は藤井聡太竜王の座を守って前回に続き勝利しました。

竜王戦 |棋戦|日本将棋連盟

また松林の中にはこんな石碑もありました。

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2017年に羽生善治が長年唯一取れなかった永世竜王を手にし、永世七冠を達成しました。永世七館というのはこれまでに達成した人はいないとのこと、のちに羽生善治国民栄誉賞も受賞しました。

ちなみに白水館は2016年から毎年竜王戦の対戦場所に選ばれているようです。

 

その他にも館内には至る所に薩摩の美術品や写真、歴史の説明がされていて、どんなに時間があっても見切れないほどでした。

白水館の創業者が美術品のコレクターだったそうです。

18:00 温泉

館内散策に時間をとり過ぎてしまい、メインであるはずの温泉は、時間がない中で入る羽目になってしまいました。無念!!

温泉は2フロアになっており、下に洗い場と江戸時代の温泉を再現したさまざまなタイプの元禄風呂がありました。そして上には露天やサウナ、砂蒸しがありました。

私は時間がなくて一部しか味わえなかったのですが、下の階はとにかく世界観がしっかりしていて、本当に江戸時代にタイムスリップしたかのような凝った内装でした。天井も吹き抜けなので本当に縦にも横にも広い、独特な空間で本当はもっと長居したかったです、、、露天風呂では星もよく見えました。

19:00 夕飯

地元の食材をふんだんに使った創作料理でとても美味しかったです。

指宿で有名なそら豆がたくさん

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海鮮もお肉もある鹿児島は最高ですね!黒豚のしゃぶしゃぶでした。

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他にもお米も鹿児島産だったり、こだわりが詰まっていました。

が、量がかなり多かったので、夫は途中から3人分の食事を食べていました(祖父母が食べられなかった分!)

砂蒸し(砂楽)

日付変わりまして、翌日の朝です。

実は朝バイキングをした後、チェックアウトをしてから砂蒸しに行こうと考えていたのですが、砂蒸しのオープン時間を見誤り、午前中は入れないことが発覚しました。

指宿に来て砂蒸しができないのかとショックを受けかけましたが、ホテルの方がご親切に近所で砂蒸しができる場所を教えてくれたので、タクシーでそこに向かいました。

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ホテルからは10分弱でした。

1000円程度で天然砂蒸しを体験できます(白水館もほぼ同額ですが、あちらは人工とのこと。こっちに来れてよかったかもしれません!)

砂蒸し場は手前に見えている平な屋根の下。

プライバシーの問題なのか、壁も天井も板や簾で覆われているので、砂蒸しをしながら空を見たり海を見たり、ということはできませんでした。 

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1月だったので裸に浴衣を着て、屋外の砂蒸し場まで移動するのはかなり寒かったですが、寝転がって砂をかけてもらっていると、背中からも上からもどんどん熱が体に伝わってきて、とっても気持ちがよかったです。また海のすぐそばなので、波の音も心地よいですし、屋外なので冷たい空気が(砂に覆われていない)顔に当たるのも、気持ちよかったです。

暑すぎる時には係の方に言えば砂の量を調節してくれるので、常に心地よく過ごせました。どこでも掘れば温泉が出ると言われている鹿児島ならではの体験ができました!

指宿温泉 砂むし会館 砂楽

まとめ

以上、長くなりましたが鹿児島旅行の感想②でした。

田舎の方だと車がないとなかなか移動が難しいことが多いですが、指宿までは頻繁に電車も通っているので、免許を返納した祖父母と運転に不慣れな私たち夫婦でも楽しむことができ、よかったです。

そしていいホテルはホテルの中だけで、こんなに楽しめるのかと実感しました。

館内の充実具合や、創作料理の美味しい夕飯は、新婚旅行で行った星野リゾートを彷彿とさせました。

ziyukima2.hatenablog.com

さて砂蒸しのあとは、バスで知覧に向かいましたので、そのことはまた次のブログで!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。