まいにちらぼ

〜私の日常〜

上野で開催中!マティス展の感想

こんにちは、はなです。

今日は上野の東京都美術館で開催中のマティス展の感想です。

恥ずかしながら私はこの方のお名前を今日まで知りませんでしたが、とっても素敵な絵がたくさんで、持ち帰りたいほどでした!(なのでマグネットとTシャツを買いました笑)

8月20日まで開催予定なので、気になる方はぜひ!

matisse2023.exhibit.jp

個人的に心に残ったキーワードを3つあげます。

素敵な色使い

マティスは色彩の魔術師と呼ばれているそうで、それも納得です。絵を美術作品として見たときに、単純に色合いが美しくて、可愛くて、惚れ惚れしてしまう作品がたくさんありました。撮影OKなゾーンがあったので、写真を少し。

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また隣り合わせの色同士を綺麗に融合させていたり、同じ色をひとつの絵の中でポイント的に複数箇所で使っていたり。さすが色彩の魔術師です。

独特な色彩はゴッホの影響もあるそうです。

試行錯誤

マティスの作品は時代ごとに風合いが異なっており、その都度色々な人の影響を受けて、また自分自身も試行錯誤して作品作りをしていました。時には借金してまで好きな画家の絵を買い集めたそうです。またマティスというと黒々した輪郭が連想されますが、輪郭の書き方もひとつの絵の中でも様々で、工夫されています。そのほか人物をよりよく描くために、彫刻で顔や体を何度も作り、本質を理解することに努めたそうです。また自画像もたくさん残っており、実際マティスは自分自身を知るために描いていたという言葉も残しています。目に見えるものにとらわれずに物事の本質を捉え、いかに伝わるように表現するか。そのための努力を真面目に行った人のように感じました。

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自分と対峙している様子がひしひしと感じられます。

才能

マティスが絵を描き始めたのはなんと20歳の時。それまでは法律家を目指して勉強していましたが、療養生活中にアマチュア画家の母の勧めで始めたのがきっかけだそうです。幼い頃から絵を学んでいる画家が多い中、才能があったと言わざるを得ません。ただ、マティスはのちに、天国を見つけた気分だった、という言葉を残しており、「好きこそ物の上手なれ」という言葉を思い出しました。

おまけ

帰りは美術館から歩いて15分ほどの中華屋さんに行きました。ホテルがいっぱいの鶯谷駅が最寄り。ランチ定食680円。おいしくて安いお店でした!

鴻福餃子酒場 (コウフクギョウザサカバ) - 鶯谷/中華料理/ネット予約可 | 食べログ

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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!