まいにちらぼ

〜私の日常〜

相田みつをの詩って心に響くんだよなあ。美術館の感想

こんにちは、はなです。

今日は相田みつを展に行ってきた感想!小さい時から日めくりカレンダーや「人間だもの」などで身近ではありましたが、特にその言葉のありがたみには気づかず。。。

今だから刺さる言葉がある気がして行ってまいりました。

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多摩信用金庫90周年記念事業 相田みつを 展~未来へのまなざし~

今の私に刺さる言葉

展示会場にはたくさんの相田みつをの言葉が飾られていましたが、中には「私もそれ意識してる。同感同感!」という言葉も僭越ながらありました笑

しあわせは いつも自分のこころがきめる

周りからどう見えるか、これをやったら引かれるのではないか、など外からの視点を気にしすぎず、今の私がやりたいからやる!こんなシンプルな考え方でいいんだなと最近痛感しています。そんな時にこの言葉が飛び込んできたので、心にスッと落ちました。

いまが大事

これは私が学生の時から意識している考え方。あれこれ考えたくなるけど、とりあえず目の前のことに全力集中!

さわやかなつかれ(本気)

本気というタイトルの詩に出てくる言葉です。「なんでも本気でやれば楽しいし、疲れたとしてもそれはさわやかな疲れだから」というメッセージです。達成感という言葉を使いがちですが、さわやかな疲れってなんとも綺麗な表現ですよね。

誠実な気持ちで頑張った時に初めて感じることができる気がします。

ドキッとした言葉

みんなほんもの

これも少し長い詩なのですが、「みんなそれぞれほんものなのだから、無理して別のもの(にせもの)になる必要はない」というような詩です。これを読んで「私は何者なんだろう」と思わずにはいられませんでした。。。笑

素直に自分らしさを見つめて、それを大事に生きたらいいと言ってくれているような気がします。最近林修のインタビュアーで「自分にコンセプトを作る」という考え方を知ったので、それと組み合わせて考えてみようと思います。

はずかしい

あじさいの花を

みているわたし

あじさいの花に

みられている わたし

花にみられてはずかしい

にんげんのわたし

・・・どうですか。私は、花にみられているなんて視点で世界を見たことがなかったので、ドキッとしました!相田みつをの詩は、自分の中にもぽわーとある考えを、わかりやすくて温かい言葉で表現してくれている印象を持っていましたが、この詩を見て「やっぱり芸術家なんだな」と感じました。

展示会概要

開催は6月25日まで@たましん美術館(立川駅から徒歩10分弱)

入場料は大人700円

展示会場には相田みつをの書を中心に、写真や愛用品、生い立ちについての説明もありました。それによると相田みつをの半生は、兄たちの戦死や貧困、進学の失敗(教師に嫌われたため)など、かなり苦労されていたことがわかります。そしてベストセラーの「にんげんだもの」が出たのは60歳で、なんと67歳で亡くなってしまいます。何か偉業を成し遂げた偉人の言葉とは違って、相田みつを自体が何か物凄いことをしたわけではないけれど、禅の教えをわかりやすい言葉で伝えるという意味ではまさに伝道師のような方だと思いました。

また余談ですが、相田みつをの文字の書き方は独特です。

有田のポッドキャストで「天才とはわからない人のこと」という話をしていたのですが、それでいうと、どうしてそういう書き方をしたのか理解できないという点で、やはり相田みつをは天才なんだなと感じます笑

Apple Podcast内の有田脳

まとめ

以上、今日は相田みつを展について紹介しました。わたしたちと同じ目線に立って、優しく温かい言葉で励ましたり、寄り添ってくれたかと思えば、やっぱり自分にはない視点での言葉もくれる、それが相田みつをだと思いました。

近所にお住まいの方はぜひ行ってパワーをもらってみて下さい!

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。