アンコールで聴いた素敵な曲が頭から離れません。
こんにちは、はなです。
今日は母とクラシックコンサートに行ってきたので、その感想を書きます。
私の母はクラシックが大好きなのですが、私は誘われたら行く程度。
ただ今日は都心で開かれるようなコンサートとは違って、地域の小規模なコンサートだったので、クラシックコンサートの新しい魅力に気がつくことができました!
クラシックは敷居が高いなあと感じている方がもしいれば、ぜひ読んでみていただきたいです!
冒頭に書いた曲とはフィンランドの作曲家の一曲。
シベリウスは愛国心が強く、祖国の自然や生活を曲にしたものが多いそうです。
【9/20没】シベリウス: 悲しきワルツ[ナクソス・クラシック・キュレーション #365日 Classic calendar] - YouTube
コンサートの概要
東京交響楽団というプロのオーケストラーと、新進気鋭の若手音楽家の共演というコンセプトで、かつクラシックにあまり詳しくないような私でも楽しめる演目がラインナップされていました。
私の訪れた武蔵野市以外でも開催されているようです。
《フレッシュ名曲コンサート》東京交響楽団|武蔵野市民文化会館
ここが心に残った!コンサートの感想
生演奏の大迫力
まずは全員の音が合わさった瞬間の音の迫力。こんなに大きな音が鳴るのかというくらいホール全体に音が響きます。これを聞いただけで生で聞くのって最高だなと思いました。
また席が前の方だったこともあり、演奏者の顔がとてもよく見えました。プロ1人1人が一生懸命弾いている姿や表情には心が打たれ、テレビ越しに見たり、大きなホールで表情も見えずに聴くのとはまた違った感動を味わうことができました。
(手元のプログラムに曲の解説が載っていたのでそれを意識して聴こうと思っていたのに、音楽に聴き入って解説文なんてすっかり忘れてしまったほどです笑)
20歳のソリストがカッコよかった
オーケストラーを後ろに従えて、バイオリンのソリストとして出てきた女性の方(前田妃奈さん)が、なんと20歳でした。
彼女が演奏したのは「シベリウス:バイオリン協奏曲ニ短調 Op47」という、高音が多くとっても難しそうな曲だったのですが、それを堂々と弾き切り、また全身を大きく動かしながら弾く姿はまるで歌っているようでした。
表情も心から音楽を楽しんでいるのが伝わってくる微笑みだったり、音楽の世界に入り込んだような険しい顔だったりで、曲が終わった時には客席がどっと湧いて、ものすごい拍手喝采でした。20歳という若さであの堂々とした姿、そしてプロとしての実力の高さ、とってもカッコよかったです!
のだめの曲も聴くことができた!
のだめでも有名な「ベートヴェン:交響曲第7番イ長調 Op92」も演奏されました。交響曲はとても長いので楽章の途中で飽きてしまうことが多いのですが、この曲に関してはどの楽章もドラマチックで、私でも飽きずに最後まで聴くことができました。
個人的に、これはのだめの影響で好きな曲だったので、生でフルで聴けてとても嬉しかったです。
ベートーヴェン - 交響曲 第7番 イ長調 Op.92 1962 カラヤン ベルリンフィル - YouTube
クラシック初心者でも楽しみやすいコンサートの特徴
今日の経験を踏まえて、私のようなクラシック初心者でも楽しめるコンサートの要素を書いています。
・若手が出演していて、応援したくなったり、逆にエネルギーをもらえる
・小規模なコンサートで演奏者の表情が見える
・好きな曲が1曲でもある
・プログラム全体の長さが短めで最後まで飽きずに楽しめる(今日のコンサートは全体で1時間半ぐらい)
・料金が手頃(今回は、私はアンダー25歳でなんと1,000円でプロの演奏を楽しむことができました)
過去に何度か母に連れられて、都心の大ホールで有名な方の演奏を聞いたこともありましたが、私の場合は今回のようなこじんまりしたコンサートの方がかなり楽しめることに気がつきました!
ご興味のある方は、地元ホールのイベントや市報などチェックしてみるといい情報が出ているかもしれません。
おまけ。交響曲と協奏曲とは?
ご存知の方も多いと思いますが、せっかく調べたので忘れないように書いておきます。
◆交響曲=シンフォニー
・オーケストラーが演奏する
・4楽章形式
◆協奏曲=コンチェルト
・オーケストラーとソリストが演奏する(ピアノソロならピアノ協奏曲など)
・3楽章形式
今日も最後まで読んだいただきありがとうございました!